通話重視(カケホ)のスマホ節約術
<ワイモバイルの神プラン>
先月2月にワイモバイルの新料金プランが以下のように発表されました。
新料金プランの中でも「特に」注目したいのは
★「60歳以上」の人(親)を名義人または使用者登録にする
★通話定額(24時間カケホ)のオプションを付ける
この2つの条件のもと、「60歳以上ずーっと割引」の▲1,000円が適用される。
実はこのシニア割自体は以前からあったものの、2月までの条件は「ワイモバイルの指定する対象機種を購入した契約者のみ」とハードルが高かったが、それが新プランの発表と共に「SIMのみの契約」でも上記2つの条件が揃っていればOKとなったのだ。
<ワイモバイルの60歳以上ずっと割引適用後の料金内訳>
我が家は家族4人、そして別に住む私の母、嫁の両親で計7名いる。
そのうち我が夫婦&高齢の親3名の計5名は通話を多用(必須)するためにまさにこの割引適用は「とても」魅力的なのだ。
具体的にどういう料金内訳になるかというと、(すぐ上のリンク先にもある通り)以下のような形になり、その下にある表を見て頂きたい。
シンプルプランS(データ通信3GB)1,980円
通話定額(24時間カケホ) 1,700円
▲家族割(2回線目以降) -1,080円
▲60歳以上ずーっと割引 -1,000円
以上、合計1,600円(税別)/人
注意点として、
「家族割」(▲1,080円)は本来、親回線以外の子回線(2回線目)以降が対象となるが、たまたま我が家は自宅の固定回線を「ソフトバンク光」にしているため、親回線である私名義の番号は家族割の代わりに「おうち割」(▲1,080円)が適用されることで他の子回線同様の月額料金となる。
→ちなみに「おうち割」&「家族割」の併用不可のため、どちらか一つだけの適用となる。
この料金プランの最大のメリットはワイモバイルを解約しない限りこれら2つの割引は永年適用され続けること。
つまり、ワイモバイルで契約している間はずっとこの月額料金を維持出来るということとなる。
私自身は今現在データ通信のみ、データ無制限プランで有名な1年間無料の楽天モバイル「UN-LIMIT」を利用しているため、今の所ワイモバイルでは最低プランのデータ容量で問題はない。
今後、楽天モバイル「UN-LIMIT」の無料期間が終わったり、嫁から通信容量を増やしたい要望等があれば、+1,000円でシンプルプランM(通信15GB)へのプラン変更をするとしても月額2,600円(税別)/台は許容範囲内と思っている。
<サポート必要な人には間違いなくオススメ>
大手キャリアではdocomoからは「ahamo(アハモ)」、auは「povo(ポヴォ)」、ソフトバンクは「LINEMO(ラインモ)」と、次々に新たな低価格プランのサービスが開始しているが、これらは基本的にショップや電話サポートの対応はNG(店舗は有料サポートとなるらしい)のため、契約の申し込みからサポートまで「オンラインのみ」となっているのに対し、ワイモバイルは近隣のワイモバイルショップはもちろんのこと、ワイモバイルを併売するソフトバンクショップでも(来店予約必須ながら)対応してくれるのも、(サポートに頼りたい)人によっては大きなメリットと考えたら充分に検討の余地はあるのではないだろうか?
<通話&データ通信、それぞれの必要性>
今回、「通話重視」、「通話の24時間カケホ(通話定額)」を中心の話になってしまったが、人によっては昨今LINE通話やfacetime等、無料で通話が出来るアプリがあるからそこまで重要視しないでいいのでは?と思われる方もいるだろう。
先日、東日本大震災からちょうど10年を迎えたが、その震災時、電話が繋がらなかったことが続いたのを覚えているだろうか?
未曾有の災害が起こった時は(あくまでその状況次第で)実際どのような障害が発生するか到底見当がつかない。
東日本大震災のように電話回線がパンクするかもしれないし、今後「もしかしたら」通信回線だってパンクする可能性だって有り得る。
勿論そんなしょっちゅう災害などあるわけではないし、そんなこと言い出したらキリがないかもしれないが、それでも出来る限り通話&通信と両方のライフラインを確保しておくべきと個人的には考えている。